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令和2年11月27日~29日 桑名市遺族会戦後75周年事業が開催されました

[2021年4月9日]

ID:917

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目的と御礼

戦争の記憶が薄れつつある時代を迎えるにあたり、一人でも多くの人に戦争の歴史と当時の暮らしを紹介し、平和の大切さや命の尊さについて考える機会とし、次世代に伝えていくことを目的にこの事業を実施いたしました。

11月27日(金)~29日(日)くわなメディアライヴ1階多目的ホールには、3日間で286名もの方に会場にお越しいただきました。多くの方にご来場いただき誠にありがとうございました。

展示の様子

桑名市遺族会提供 遺骨収集の写真および遺骨収集の際の遺品

   三重県護国神社提供 終戦御前会議

アンケートの抜粋

桑名市遺族会戦後75周年事業の会場に来ていただいた中で、241名の方にアンケートにご協力いただけました。その中のいくつかをご紹介します。

・ 各地での遺骨収集の写真を見て、日本を遠く離れたところで亡くなった方が無念だったのでは、と感じた(20歳代)
・ 単純に平和を願うのではなく、互いを思いやり戦争がないからこその新たな平和の形を生み出す時代が来ているように考えざるを得ない (20歳代)
・ 戦争が実際どれほどつらいもので苦しい物なのか全く予想がつきません。戦争や殺し合いを再びしないために、私達は忘れてはいけないのに、
  戦争をしないという決意が時代とともに薄れていってしまうのかが心配です (20歳代)
・ 充分に時間と手間をかけて準備されたことが実感できる良い展示でした。会の方々の「後世に伝えたい」という思いが詰まったもので
  あることが伺えました。(20歳代)
・ 戦争があったことが風化されないよう、こういった展示は大切だと感じました。(20歳代)
・ 戦争の際、亡くなった人の遺骨を写真越しで見て、現実味を感じ悲しい気持ちになりました。(20歳未満)
・ 戦争についてとても深く考えることができました。私たち若い世代がきちんと引き継いでいきたいです。(中学生)
・ 戦争はもうおこって欲しくない。無意味なものだと思った。(小学生)
・ 戦争はこわいなぁと思いました。(小学生)
・ 子どもに伝えるためにこのようなとりくみは素晴らしいと思います。戦没者、ご遺族の皆さんには心から感謝しています。(20歳代)
・ お声をかけていただいて思わずフィルムに見入ってしまい3人程の体験を見せていただきました。展示品も戦後衣服は
  よく原型をとどめていて残っているのに驚きました。戦後75年、私は戦後生まれですが、それでもずいぶん年を取っています。父親は背中、
  腰回りを鉄砲でうたれ傷があるのを子どもの頃に見ています。今となってはもっといろんなことを聞いておけばよかったと後悔しています。いつの
  時代もこういう機会を設けることは必要だと思います。そのおかげで今があるのだから。(70歳代)