リハビリを通じて歩行ができるまでに回復されたご利用者さん
長島デイサービスセンターほほえみでは、機能訓練(リハビリ)に力を入れています。
午後にリハビリの時間を設けていますが、その他の時間にもリハビリが知らず知らずのうちにできているのです!・・・それは「トイレの時間」です。
デイルームが広く、トイレまでの距離が長いことを逆転の発想から、「トイレに行くことをリハビリに活用すれば良い」と前向きに捉えているのです。
「リハビリしましょう!」では、自主的、継続的な取り組みが期待できず、仕方なく取り組んだり、リハビリ以外の時間は動かなかったりすることがあります。
その課題を改善すべく、デイルームからトイレへの往復をリハビリ時間にしているのです。トイレに行った結果として、リハビリができているのです。
ほほえみでは、来所時、入浴前、食事前、食事後、レクリエーション前、レクリエーション後、喫茶後の少なくとも7回はトイレの声かけを行っています。
もちろん毎回トイレに行くとは限りませんが、入浴前、食後、喫茶後はできるだけ行っていただくようにしています。
デイルームからトイレの距離は往復でおよそ30m、これを1日に3回行くだけで100m近く歩行しています。
自宅では寝たきりで過ごしている方もみえることから、知らず知らずのうちにかなりの運動に取り組んでいることになります。
写真のご利用者さんは、転倒してベッドで過ごす時間が長くなっていたものの、トイレへの移動を活用したリハビリにより歩行器で歩けるまでの回復をみせてくれました。
もちろんご本人の努力が一番の理由ですが、ほほえみの取り組みもお役に立つことができて嬉しい限りです。
なお、桑名市社会福祉協議会には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったリハビリ専門職も在籍し、必要に応じて指導、助言も行っています。
しっかりリハビリに取り組みたい方はぜひご利用ください。
社会福祉法人 桑名市社会福祉協議会 長島支所 長島通所係
電話: 0594-41-1022
ファックス: 0594-41-1250
電話番号のかけ間違いにご注意ください!