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【長島発!】第2弾!「長島デイサービスセンターほほえみ」のコロナ対策を紹介します。

[2020年11月20日]

ID:895

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「長島デイサービスセンターほほえみ」の新型コロナウイルス感染症防止対策

通所介護事業所(デイサービス)「長島デイサービスセンターほほえみ」では、令和2年3月以降、新型コロナウイルス感染症防止対策を講じています。

現在は桑名市をはじめとした三重県はもちろん、隣接する愛知県、岐阜県でも感染が拡大し、第三波が訪れています。

長島デイサービスセンターほほえみでは、事業所、社協内で検討を重ね、産業医の意見も参考として感染防止対策の強化を図っています。

そこで、今回は6月の第一報では紹介しきれなかった新型コロナウイルス感染症防止対策を紹介します。

新型コロナウイルス感染症は空気感染ではなく、飛沫による感染と考えられていますので、マスク、手洗い、うがい、換気、三密回避といった基本的な対策を徹底することが有効です。

利用者送迎時のコロナ対策

車内の換気

出発前に行っている送迎車両の換気

手指消毒液

車内で使用する手指消毒液


長島デイサービスセンターほほえみの一日は朝8:15のミーティング(申し送り)からスタートします。

 8:15 スタッフミーティング

 8:20 送迎出発

 9:15 デイサービス開始

ミーティングにおいて利用者さんの状態などを確認した後、6台の自動車(ハイエース2台、ワゴン車1台、普通車1台、軽自動車2台)で利用者さんの迎えに出発します。

その際、送迎に出発するスタッフは自動車用の消毒液利用者さん用の手指消毒液を持っていきます。


<1.出発前の車内換気>

出発前車内の換気を行っています。

もちろん、走行中も可能な限り窓を開けて走行しています。

夕方の送迎出発前には1時間ほどの換気を行っています。


<2.車内消毒>

運転スタッフ、介助スタッフは消毒液で車内の消毒を実施します。

特に座席、手すり、ハンドル、ドアハンドル(ドアの取っ手)、シートベルトなどを重点的に消毒します。

ハンドルやサイドブレーキも介助を行う運転スタッフが触れるため消毒しています。

車内消毒は(1)朝の迎え出発前(2)夕方の送り出発前に行います。

この定期消毒の他、時間的余裕があると(3)送り終了時にも実施します。


<3.乗車前の利用者さんの体温チェックとマスク着用確認>

利用者さんのご自宅に送迎に伺った際、利用者さんご本人の体温チェックを行います。

原則的にはご家族さんに事前に検温していただいていますが、独居で検温が困難な方、体温計をお持ちでない方はスタッフが体温計を持参して検温しています。

ここで37.5度以上の熱がある場合は利用を控えていただいています

あわせて体調を伺い、何らかの症状がないかを聞き取ります

また、ご家族の発熱や体調不良がある場合は申し出ていただくようお便りで依頼しています。

もちろん、利用者さんにはマスクを着用していただいてます。

取り違えのないようマスクには名前記入をお願いしています。

呼吸器疾患がある方についてはマスクの着用可否について予め主治医に確認しています。


<4.乗車時の手指消毒>

乗車時には手指の消毒を行っています。

手指消毒はデイサービス来所時にも実施していますので、朝は乗車前と来所時の2回の消毒を行っていることになります。

もちろん、12時の昼食前、15時のおやつ前にも手指消毒を実施しています。


<5.送迎車の増発>

適正な乗車人数について産業医に意見を求めたところ、車内は換気をしても密閉状態を避けられないとのことでした。

しかし、定員いっぱいにならないよう、送迎車を増発して一台あたりの乗車人数を可能な限り少なくしています。

雨天や強風などの悪天候、極端な寒暖状態にない限り、できるだけ換気をして運行しています。


デイルームにおけるコロナ対策(1)「換気」

窓の換気

デイルームの窓での換気


デイルームでは随時換気を行っています。

長島デイサービスセンターほほえみでは、常時窓を開けて換気を続けています。

通常の窓や掃き出し窓の他、高い位置にある窓も開けて換気を実施。

また、トイレや浴室、玄関、非常口の窓や扉も開けて換気に努めています。

利用者さんからは「寒い」とのご意見もありますが、そういった場合は少し開け幅を狭くしつつも換気は継続しています。

一方で、エアコンを適切に使用してデイルームの気温を一定に保つ努力をするとともに、ひざ掛けの貸出なども行っています。

あわせて利用者さんにもおたよりで体温調整のため羽織る上着を持参いただくようお願いしています。


デイルームにおけるコロナ対策「加湿器」

加湿器

デイルームに設置している加湿器(2台あります)

加湿器

スタッフルームに設置している加湿器(2台あります)


新型コロナウイルスは「湿度」と「太陽光」に弱いことが分かっています。

したがって、長島デイサービスセンターほほえみでは、デイルームに2台、スタッフルームに2台の計4台の加湿器を設置し、常時使用しています。

湿度を一定以上に保つ(ほほえみでは60%を目安としています)ことで、乾燥を防ぐことが重要です。

また、太陽光を取り入れるよう可能な限りカーテンを空けています

幸いデイルームには非常口を兼ねた大きな掃き出し窓口があるのでカーテンを空けることで採光しています。


デイルームにおけるコロナ対策「洗濯・消毒」

洗濯したパーティション

洗濯した浴室入口のカーテン

洗濯物

こまめな洗濯を心がけています


長島デイサービスセンターほほえみでは、こまめな洗濯と消毒を行っています。

トイレのパーティションや浴室入口のカーテン、その他エプロンやタオル、バスタオル、シーツ、枕カバーなど触れるものはとことん洗濯、消毒しています。

トイレのパーティションは衛生面から随時消毒をしていましたが、コロナの感染拡大とともにさらに頻繁に消毒しています。

浴室入口のカーテンも利用者や職員が触れることから、こまめに洗濯をしています。

また、新たに衣類乾燥機も購入して使用しています。

できることはしっかり取り組んでいきたいと考えています。


私たちは『社協』です。

長島デイサービスセンターほほえみにおけるコロナ対策の紹介「第二弾!」はいかがでしたでしょうか。

長島デイサービスセンターほほえみの職員は介護職員であるとともに、「社協」の職員です。

地域福祉を推進するために設立された社会福祉協議会の一員であるからこそ、地域全体の感染収束を願って日々取り組んでいます。

ご一読いただけばわかるように、特別な手段を講じているわけではありません。

できることをできる範囲で取り組んでいるのが現状です。

今回は、地域のみなさまの参考になるような情報を共有したいと考えて「第二弾!」として紹介しました。

桑名市社協では、10月に桑名市役所に対して「陽性者が出た事業所を利用している要支援・要介護者の支援の受け入れ」について協議に応じる旨の申し入れを行っています(令和2年11月16日付桑名市介護高齢課長事務連絡「新型コロナウイルス感染症対策事業所アンケートの結果について」参照)。

一定の条件のもとでの受け入れとなると考えられますが、地域福祉の担い手として「困ったときこそ頼れる社協」でありたいと考え、4事業所の管理者で意見を統一しています。他の3事業所の管理者に意見を求めたときも、全員が受け入れを協議する用意があると即答してくれたことは、嬉しかったのはもちろんですが、全員が社協の使命を理解しているように感じました。微力ながら頑張っていきたいと考えています。

※4事業所 桑名市社協が運営する4つのデイサービス。具体的には、長島デイサービスセンターほほえみ、多度デイサービスセンターすこやか、桑名福祉センター、桑名北部老人福祉センター。

お問い合わせ

社会福祉法人 桑名市社会福祉協議会 長島支所 通所係

電話: 0594-41-1022

ファックス: 0594-41-1250

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